2015年度(平成27年度)図書館数|都道府県ランキング

2024年9月29日統計データから読む,総務省

2015年度の全国図書館数(人口100万人当たり)のランキングを紹介します。図書館は地域の知識や情報を提供する重要な文化施設であり、その数が多いほど地域社会の文化的充実度が高いといえます。


ランキング基準の説明

人口100万人当たりの図書館数をもとに、各都道府県の図書館の充実度を比較しています。

2015年度(平成27年度)都道府県別、図書館数(人口100万人当たり)ランキング:

統計でみる都道府県のすがた2018/G文化・スポーツ/総務

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次のリンクから確認できます。

都道府県別
2015年度(H27年度)
公民館数図書館数博物館数青少年教育施設数常設映画館数社会体育施設数多目的運動広場数
2014年度(H26年度)<講座数>
青少年学級成人一般学級女性学級高齢者学級
2016年度(平成28年度)<年間行動者率>
ボランティア活動スポーツ旅行・行楽海外旅行
<その他>
客室稼働率一般旅券発行件数
統計でみる都道府県のすがた2018/G文化・スポーツ/総務省

ランキング概要

全国平均では人口100万人あたり26.2館の図書館があります。トップの山梨県では、人口100万人あたり65.9館と、全国平均の2倍以上の数を誇ります。以下、富山県、高知県、長野県と続き、これらの県は地域住民の学びを支える施設が多く存在します。

トップ3の詳細

1位の山梨県は、地域社会の学習支援や文化交流の場として図書館が多く設置されており、県民の知識向上や情報アクセスの向上に貢献しています。2位の富山県、3位の高知県も、多くの図書館を持ち、地域住民の生活に欠かせない存在となっています。

ランキングのポイント

図書館の数が多い県では、地域社会の文化的充実度が高く、教育の機会も多く提供されています。一方で、ランキング下位の県では、図書館数が少なく、住民がアクセスできる学びの機会が限られていることが課題です。

ランキング下位の県

下位には、愛知県宮城県神奈川県がランクインしています。特に神奈川県は人口100万人あたり9.1館と、全国平均を大きく下回っています。図書館の数を増やすことや、既存の図書館の利用促進が求められます。

図書館の役割と今後の展望

図書館は、単なる書籍の貸出にとどまらず、地域住民の情報リテラシーを向上させ、コミュニティの形成に寄与する重要な施設です。今後は、デジタル化や地域密着型のイベントの実施など、図書館の新たな役割が求められています。また、図書館数が少ない地域では、移動図書館やデジタル図書館の導入など、新しい形態での図書館サービスが期待されます。

あなたの地域の図書館数は?

皆さんの地域の図書館数はどのような状況でしょうか。もし図書館数が少ないと感じている場合は、地域の行政や教育機関とともに、図書館の充実に向けた活動をしてみてはいかがでしょうか。

地域社会の知識と文化を支える図書館の重要性を見直し、より多くの人々が利用できる環境作りを目指しましょう。


参考サイト