2016年度(平成28年度)各種学校数|都道府県ランキング

2016年度(平成28年度)の人口10万人当たりの各種学校数に関するデータが発表されました。全国平均は0.95校で、都道府県ごとに各種学校の数には大きな差が見られます。
もくじ
ランキング基準の説明
各種学校数が多い都道府県から少ない都道府県まで、ランキング形式で分析し、その背景や特徴について考察します。
2016年度(平成28年度)都道府県別各種学校数(人口10万人当たり)ランキング:
ランキング | 都道府県名 | 各種学校数(校) |
---|---|---|
– | 全国 | 0.95 |
1 | 島根県 | 4.20 |
2 | 和歌山県 | 3.88 |
3 | 山口県 | 3.16 |
4 | 三重県 | 2.82 |
5 | 沖縄県 | 2.64 |
6 | 奈良県 | 2.36 |
7 | 鳥取県 | 2.28 |
8 | 富山県 | 2.26 |
9 | 福井県 | 2.17 |
10 | 香川県 | 2.06 |
11 | 京都府 | 1.96 |
12 | 岐阜県 | 1.78 |
13 | 石川県 | 1.74 |
14 | 山梨県 | 1.57 |
15 | 兵庫県 | 1.47 |
16 | 高知県 | 1.39 |
17 | 群馬県 | 1.22 |
18 | 大分県 | 1.21 |
19 | 東京都 | 1.12 |
20 | 栃木県 | 1.07 |
21 | 長野県 | 1.05 |
22 | 北海道 | 1.01 |
23 | 愛知県 | 1.00 |
24 | 広島県 | 0.95 |
25 | 宮城県 | 0.94 |
26 | 愛媛県 | 0.87 |
27 | 青森県 | 0.85 |
28 | 岡山県 | 0.84 |
29 | 滋賀県 | 0.78 |
30 | 静岡県 | 0.73 |
31 | 福島県 | 0.63 |
32 | 岩手県 | 0.55 |
33 | 宮崎県 | 0.55 |
34 | 徳島県 | 0.53 |
35 | 大阪府 | 0.50 |
36 | 山形県 | 0.45 |
37 | 茨城県 | 0.41 |
38 | 福岡県 | 0.41 |
39 | 秋田県 | 0.40 |
40 | 埼玉県 | 0.37 |
41 | 長崎県 | 0.37 |
42 | 佐賀県 | 0.36 |
43 | 熊本県 | 0.34 |
44 | 千葉県 | 0.29 |
45 | 鹿児島県 | 0.24 |
46 | 新潟県 | 0.22 |
47 | 神奈川県 | 0.14 |
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次のリンクから確認できます。
都道府県別 2016年度(H28年度) | <対人口> 小学校数|中学校数|高等学校数|幼稚園数|保育所等数 <対可住地面積> 小学校数|中学校数|高等学校数| <対教員> 小学校女子教員割合|中学校女子教員割合 小学校児童数|中学校生徒数|高等学校生徒数|幼稚園在園者数|保育所等在所児数 <対生徒数> 公立高等学校生徒比率|公立幼稚園在園者比率|公営保育所等在所比率 <1学級当たり> 小学校児童数|中学校生徒数| |
同上 2015年度(H27年度) | 幼稚園教育普及度|保育所等教育普及度 不登校による小学校長期欠席児童比率|不登校による中学校長期欠席生徒比率 中学校卒業者の進学率|高等学校卒業者の進学率 |
同上 2016年度(H28年度) | 大学数(対人口)|出身高校所在地県の大学への入学者割合|大学収容力指数 <対人口> 短期大学数|専修学校数|各種学校数 |
同上 2010年度(H22年度) | 最終学歴が小学・中学卒の者の割合|最終学歴が高校・旧中卒の者の割合|最終学歴が短大・高専卒の者の割合|最終学歴が大学・大学院卒の者の割合 |
同上 2014年度(H26年度) | 小学校教育費|中学校教育費|高等学校教育費|幼稚園教育費 |
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ランキングの基準
ランキングは、人口10万人当たりの各種学校数を基準にしています。各種学校は、職業訓練や特殊技能教育を提供する機関であり、地域社会のニーズに応じた教育が行われています。特に、専門的な技術や知識を習得するための場として、地域ごとの教育インフラの重要な役割を果たしています。
上位5都道府県の詳細
- 島根県(4.20校)
島根県は全国で最も各種学校数が多い県となっています。地域の産業や社会のニーズに応じた職業訓練や教育プログラムが充実しており、地域経済を支えるための人材育成が行われています。 - 和歌山県(3.88校)
和歌山県も各種学校が多く、特に観光業や農業に関連した職業訓練が充実しています。地域特有の産業に対応した教育が行われており、地元の就職率向上に貢献しています。 - 山口県(3.16校)
山口県は工業や製造業が盛んな地域であり、それらの産業に特化した職業訓練が多く行われています。各種学校は地域産業に密接に関わっており、地元企業との連携が強いです。 - 三重県(2.82校)
三重県は観光や農業を基盤とした地域で、これらの産業に対応した各種学校が多く存在します。特に地域の産業に直結した職業訓練が行われているため、地元学生にとって重要な選択肢となっています。 - 沖縄県(2.64校)
沖縄県は観光業が主力産業であり、その産業を支えるための教育が各種学校で行われています。観光業に従事するための技能や知識を提供することで、地域経済の発展に寄与しています。
中間層の動向
全国平均に近い数値を示す都道府県には、東京都(1.12校)や栃木県(1.07校)、**長野県(1.05校)**などがあります。これらの県では、都市部に比べて専修学校の数がやや多く、地域のニーズに応じた職業教育が行われています。
各種学校数が少ない都道府県
一方、各種学校数が少ない地域も存在します。**神奈川県(0.14校)**は最下位であり、都市部として他の教育機関が充実しているため、各種学校へのニーズが比較的少ないと考えられます。同様に、**新潟県(0.22校)や鹿児島県(0.24校)**など、地方でも各種学校が少ない県が存在します。
カテゴリ別ランキングの考察
- 地方 vs 都市部
各種学校は、地方で特に多く見られる傾向があります。これは、地域産業に密接に関わる職業訓練が必要とされているためです。一方、都市部では他の教育機関が充実しているため、各種学校の数が少ない傾向があります。 - 産業と職業訓練
各種学校は、地域の産業に応じた特定のスキルや知識を提供する教育機関であり、地元での就職を目指す学生にとって重要な役割を果たしています。特に、観光業や農業、工業が盛んな地域では、各種学校が多く存在します。
まとめと将来の展望
2016年度のデータからは、地方では地域の産業に応じた各種学校が充実しており、都市部では他の教育機関が主流であることがわかります。今後も、地域経済に即した職業訓練が行われることで、地域社会における各種学校の重要性が増していくことが期待されます。
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