2016年度(平成28年度)短期大学数|都道府県ランキング

2016年度(平成28年度)の人口10万人当たりの短期大学数に関するデータが発表されました。全国平均は0.27校であり、都道府県ごとの差が顕著です。
もくじ
ランキング基準の説明
短期大学数が多い都道府県から少ない都道府県まで、ランキング形式で分析し、その背景や特徴について考察します。
2016年度(平成28年度)都道府県別短期大学数(人口10万人当たり)ランキング:
ランキング | 都道府県名 | 短期大学数(校) |
---|---|---|
– | 全国 | 0.27 |
1 | 岐阜県 | 0.54 |
2 | 岡山県 | 0.52 |
3 | 京都府 | 0.50 |
4 | 石川県 | 0.43 |
5 | 長野県 | 0.43 |
6 | 大分県 | 0.43 |
7 | 群馬県 | 0.41 |
8 | 秋田県 | 0.40 |
9 | 徳島県 | 0.40 |
10 | 青森県 | 0.39 |
11 | 岩手県 | 0.39 |
12 | 福岡県 | 0.39 |
13 | 山梨県 | 0.36 |
14 | 山口県 | 0.36 |
15 | 愛媛県 | 0.36 |
16 | 佐賀県 | 0.36 |
17 | 北海道 | 0.32 |
18 | 栃木県 | 0.31 |
19 | 兵庫県 | 0.31 |
20 | 愛知県 | 0.29 |
21 | 奈良県 | 0.29 |
22 | 東京都 | 0.28 |
23 | 大阪府 | 0.28 |
24 | 高知県 | 0.28 |
25 | 山形県 | 0.27 |
26 | 福島県 | 0.26 |
27 | 福井県 | 0.26 |
28 | 鹿児島県 | 0.24 |
29 | 新潟県 | 0.22 |
30 | 滋賀県 | 0.21 |
31 | 広島県 | 0.21 |
32 | 香川県 | 0.21 |
33 | 富山県 | 0.19 |
34 | 埼玉県 | 0.18 |
35 | 鳥取県 | 0.18 |
36 | 宮崎県 | 0.18 |
37 | 宮城県 | 0.17 |
38 | 三重県 | 0.17 |
39 | 千葉県 | 0.16 |
40 | 神奈川県 | 0.16 |
41 | 長崎県 | 0.15 |
42 | 静岡県 | 0.14 |
43 | 島根県 | 0.14 |
44 | 沖縄県 | 0.14 |
45 | 熊本県 | 0.11 |
46 | 茨城県 | 0.10 |
47 | 和歌山県 | 0.10 |
あわせて確認!その他関連ランキング
次のリンクから確認できます。
都道府県別 2016年度(H28年度) | <対人口> 小学校数|中学校数|高等学校数|幼稚園数|保育所等数 <対可住地面積> 小学校数|中学校数|高等学校数| <対教員> 小学校女子教員割合|中学校女子教員割合 小学校児童数|中学校生徒数|高等学校生徒数|幼稚園在園者数|保育所等在所児数 <対生徒数> 公立高等学校生徒比率|公立幼稚園在園者比率|公営保育所等在所比率 <1学級当たり> 小学校児童数|中学校生徒数| |
同上 2015年度(H27年度) | 幼稚園教育普及度|保育所等教育普及度 不登校による小学校長期欠席児童比率|不登校による中学校長期欠席生徒比率 中学校卒業者の進学率|高等学校卒業者の進学率 |
同上 2016年度(H28年度) | 大学数(対人口)|出身高校所在地県の大学への入学者割合|大学収容力指数 <対人口> 短期大学数|専修学校数|各種学校数 |
同上 2010年度(H22年度) | 最終学歴が小学・中学卒の者の割合|最終学歴が高校・旧中卒の者の割合|最終学歴が短大・高専卒の者の割合|最終学歴が大学・大学院卒の者の割合 |
同上 2014年度(H26年度) | 小学校教育費|中学校教育費|高等学校教育費|幼稚園教育費 |
その他統計情報はコチラから‼︎
ランキングの基準
ランキングは、人口10万人当たりの短期大学数を基準にしています。この数値は、その地域にどれだけの短期大学が存在するかを示しており、地域ごとの教育機関の分布や進学環境が反映されています。
上位5都道府県の詳細
- 岐阜県(0.54校)
岐阜県が全国で最も短期大学数が多い地域となっています。中部地方に位置する岐阜県は、地域の教育支援が強く、短期大学が地域の教育インフラに重要な役割を果たしています。 - 岡山県(0.52校)
岡山県は中国地方にあり、短期大学の数が多い地域です。特に岡山県内には地域の産業と結びついた教育機関が多く存在し、短期大学教育に力を入れています。 - 京都府(0.50校)
京都府は伝統的に学問の街として知られ、短期大学も多数存在しています。大学が多いだけでなく、短期大学の存在も地域の進学先として重要な位置を占めています。 - 石川県・長野県・大分県(0.43校)
石川県、長野県、大分県が同率4位でランクインしています。これらの地域では、地域の教育と連携した短期大学が多く、地域社会に密着した教育が行われています。
中間層の動向
全国平均に近い数値を示す都道府県には、栃木県(0.31校)や兵庫県(0.31校)、**愛知県(0.29校)**などがあります。これらの県では、短期大学の数はそれほど多くありませんが、地元進学者にとって選択肢のひとつとして機能しています。
短期大学数が少ない都道府県
短期大学数が少ない地域も目立ちます。**和歌山県(0.10校)や茨城県(0.10校)**が最下位にランクインしており、これらの地域では短期大学がほとんど存在しないことがわかります。大学進学者は他県への進学を選ぶケースが多いと考えられます。
カテゴリ別ランキングの考察
- 都市部 vs 地方
都市部に短期大学が多く集中しているわけではなく、地方にも多くの短期大学が分布しています。これは、地方での地元進学を支えるために短期大学が重要な役割を果たしていることを示しています。 - 短期大学の役割
短期大学は地域の労働市場に即した教育を提供し、就職を見据えた進学先として機能しています。特に、地方では地元企業との連携が強い短期大学が多く、地域社会のニーズに応じた教育が行われています。
まとめと将来の展望
2016年度のデータからは、地域ごとに短期大学数に大きな違いがあることがわかりました。短期大学は地方での進学先として重要な存在であり、地域の産業と結びついた教育が行われています。今後も、短期大学が地域社会での進学と就職を支える重要な役割を果たすことが期待されます。
その他統計情報はコチラから‼︎