2016年度(平成28年度)高等学校数(可住地面積100km2当たり)都道府県ランキング

高等学校の数は、地域における教育インフラの充実度を測る指標の一つです。特に可住地面積100km²あたりの高等学校数は、地域ごとの教育環境の偏在を表す指標として重要です。今回は、2016年度のデータをもとに、都道府県ごとの高等学校数(可住地面積100km²あたり)を比較し、地域の特性を明らかにします。
もくじ
ランキング基準の説明
このランキングでは、2016年度のデータをもとに、都道府県ごとの高等学校数(可住地面積100km²あたり)の分布を比較します。
2016年度(平成28年度)都道府県別高等学校数(可住地面積100km2当たり)ランキング:
ランキング | 都道府県名 | 指標値(校) |
---|---|---|
ー | 全国 | 4.02 |
1 | 東京都 | 30.24 |
2 | 大阪府 | 19.31 |
3 | 神奈川県 | 15.98 |
4 | 京都府 | 9.03 |
5 | 埼玉県 | 7.58 |
6 | 兵庫県 | 7.44 |
7 | 愛知県 | 7.40 |
8 | 奈良県 | 6.19 |
9 | 福岡県 | 5.98 |
10 | 広島県 | 5.58 |
11 | 沖縄県 | 5.47 |
12 | 千葉県 | 5.15 |
13 | 静岡県 | 5.02 |
14 | 長崎県 | 4.71 |
15 | 山口県 | 4.69 |
16 | 滋賀県 | 4.67 |
17 | 山梨県 | 4.40 |
18 | 和歌山県 | 4.39 |
19 | 香川県 | 4.18 |
20 | 石川県 | 4.02 |
21 | 高知県 | 3.95 |
22 | 愛媛県 | 3.94 |
23 | 岡山県 | 3.88 |
24 | 徳島県 | 3.76 |
25 | 岐阜県 | 3.66 |
26 | 島根県 | 3.62 |
27 | 群馬県 | 3.55 |
28 | 三重県 | 3.55 |
29 | 鳥取県 | 3.55 |
30 | 佐賀県 | 3.37 |
31 | 福井県 | 3.34 |
32 | 大分県 | 3.22 |
33 | 長野県 | 3.13 |
34 | 茨城県 | 3.02 |
35 | 宮城県 | 3.01 |
36 | 富山県 | 2.88 |
37 | 宮崎県 | 2.87 |
38 | 熊本県 | 2.86 |
39 | 鹿児島県 | 2.69 |
40 | 福島県 | 2.66 |
41 | 栃木県 | 2.55 |
42 | 青森県 | 2.48 |
43 | 新潟県 | 2.29 |
44 | 岩手県 | 2.15 |
45 | 山形県 | 2.15 |
46 | 秋田県 | 1.72 |
47 | 北海道 | 1.27 |
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都道府県別 2016年度(H28年度) | <対人口> 小学校数|中学校数|高等学校数|幼稚園数|保育所等数 <対可住地面積> 小学校数|中学校数|高等学校数| <対教員> 小学校女子教員割合|中学校女子教員割合 小学校児童数|中学校生徒数|高等学校生徒数|幼稚園在園者数|保育所等在所児数 <対生徒数> 公立高等学校生徒比率|公立幼稚園在園者比率|公営保育所等在所比率 <1学級当たり> 小学校児童数|中学校生徒数| |
同上 2015年度(H27年度) | 幼稚園教育普及度|保育所等教育普及度 不登校による小学校長期欠席児童比率|不登校による中学校長期欠席生徒比率 中学校卒業者の進学率|高等学校卒業者の進学率 |
同上 2016年度(H28年度) | 大学数(対人口)|出身高校所在地県の大学への入学者割合|大学収容力指数 <対人口> 短期大学数|専修学校数|各種学校数 |
同上 2010年度(H22年度) | 最終学歴が小学・中学卒の者の割合|最終学歴が高校・旧中卒の者の割合|最終学歴が短大・高専卒の者の割合|最終学歴が大学・大学院卒の者の割合 |
同上 2014年度(H26年度) | 小学校教育費|中学校教育費|高等学校教育費|幼稚園教育費 |
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ランキングの概要
全国平均は4.02校で、東京都が最も高く30.24校という結果となりました。都市部では、人口密度が高いため、限られた面積に多くの高等学校が集中している一方、地方では広範囲にわたって高等学校が設置されているため、密度が低い傾向があります。
上位都道府県の詳細
- 東京都(30.24校)
東京都は、限られた可住地面積に非常に多くの高等学校が集中していることがわかります。これは、都市部特有の高い人口密度と効率的な教育インフラの配置を反映しています。 - 大阪府(19.31校)
大阪府もまた、都市部として多くの高等学校が限られた面積に集中して設置されているため、ランキング上位に位置しています。 - 神奈川県(15.98校)
神奈川県も人口が集中する地域であり、高等学校数が多く、教育インフラが非常に整備されています。
カテゴリ別のランキング
地方上位
- **滋賀県(4.67校)、山口県(4.69校)、長崎県(4.71校)**といった地方の中規模都市も上位にランクインしています。これらの地域では、高等学校が広い範囲に設置されているため、都市部に比べると密度は低いですが、地域の特徴を反映した教育環境が整備されています。
都市部下位
- **北海道(1.27校)、秋田県(1.72校)、山形県(2.15校)**など、広い面積を持つ地域では、高等学校数が限られており、他の地域に比べて密度が低くなっています。これらの地域では、人口密度の低さが高等学校数の少なさに反映されています。
まとめ
2016年度のデータをもとにした高等学校数ランキングでは、都市部と地方での教育インフラの配置に大きな差があることが明らかになりました。都市部では、限られた面積に多くの高等学校が設置されている一方、地方では広範囲に分散して高等学校が設置されています。このような地域ごとの特性を踏まえた教育政策が、今後も必要となるでしょう。
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