2015年度(平成27年度)都道府県別公立高等学校費(生徒一人当たり)ランキング

公立高等学校への投資は、地域の教育水準や未来を担う若者への支援の指標となります。この記事では、2015年度の都道府県別公立高等学校費をランキング形式で紹介し、各地域の教育投資の傾向を明らかにします。
もくじ
ランキング基準の説明
ランキングは、各都道府県の生徒一人当たりの公立高等学校費を基に作成されています。全国平均は1,012.2千円であり、これを基準に各都道府県の順位を決定しています。
2015年度(平成27年度)都道府県別公立高等学校費ランキング
ランキング | 都道府県名 | 指標値(千円) |
---|---|---|
– | 全国 | 1,012.2 |
1 | 高知県 | 1,781.9 |
2 | 秋田県 | 1,421.6 |
3 | 島根県 | 1,414.1 |
4 | 山形県 | 1,375.5 |
5 | 香川県 | 1,334.3 |
6 | 鹿児島県 | 1,334.1 |
7 | 鳥取県 | 1,319.9 |
8 | 京都府 | 1,264.1 |
9 | 岩手県 | 1,240.4 |
10 | 山口県 | 1,204.4 |
11 | 愛媛県 | 1,204.4 |
12 | 広島県 | 1,203.9 |
13 | 福島県 | 1,192.7 |
14 | 青森県 | 1,160.4 |
15 | 富山県 | 1,139.6 |
16 | 大分県 | 1,133.3 |
17 | 福井県 | 1,111.6 |
18 | 宮城県 | 1,109.6 |
19 | 長崎県 | 1,103.5 |
20 | 長野県 | 1,086.1 |
21 | 徳島県 | 1,083.9 |
22 | 佐賀県 | 1,080.8 |
23 | 新潟県 | 1,065.4 |
24 | 岡山県 | 1,061.2 |
25 | 東京都 | 1,042.9 |
26 | 和歌山県 | 1,019.3 |
27 | 茨城県 | 1,015.0 |
28 | 北海道 | 1,012.8 |
29 | 滋賀県 | 1,011.0 |
30 | 熊本県 | 1,007.9 |
31 | 兵庫県 | 989.5 |
32 | 石川県 | 977.1 |
33 | 山梨県 | 972.5 |
34 | 群馬県 | 953.8 |
35 | 静岡県 | 951.8 |
36 | 沖縄県 | 946.0 |
37 | 宮崎県 | 926.2 |
38 | 千葉県 | 910.5 |
39 | 神奈川県 | 898.9 |
40 | 福岡県 | 898.5 |
41 | 三重県 | 897.1 |
42 | 埼玉県 | 896.7 |
43 | 奈良県 | 890.5 |
44 | 愛知県 | 873.4 |
45 | 栃木県 | 860.4 |
46 | 岐阜県 | 830.2 |
47 | 大阪府 | 823.7 |
あわせて確認!その他関連ランキング
次のリンクから確認できます。
都道府県別 2015年度(H27年度) | 財政力指数|実質収支比率|地方債現在高の割合|別経常収支比率|自主財源の割合|一般財源の割合|投資的経費の割合|地方税割合|地方交付税割合|国庫支出金割合|住民税(人口1人当たり)|固定資産税(人口1人当たり)|課税対象所得(納税義務者1人当たり) |
上記同様 (対歳出決算総額) | 民生費割合|社会福祉費割合|老人福祉費割合|児童福祉費割合|生活保護費割合|衛生費割合|労働費割合|農林水産業費割合|商工費割合|土木費割合|警察費割合|消防費割合|教育費割合|災害復旧費割合|人件費割合|扶助費割合|普通建設事業費割合 |
上記同様 (人口1人当たり) | 歳出決算総額|民生費|社会福祉費|老人福祉費*1|児童福祉費*2|生活保護費*3|衛生費|土木費|警察費|消防費|教育費|社会教育費|災害復旧費|公立小学校費*4|公立中学校費*5|公立高等学校費*5|特別支援学校費*6|幼稚園費*4 *1:65歳以上人口1人当たり、*2:17歳以上人口1人当たり、*3:被保護実人員1人当たり、*4:児童1人当たり、*5:生徒1人当たり、*6:児童・生徒1人当たり |
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上位都市の詳細な説明
1位: 高知県 (公立高等学校費: 1,781.9千円)
高知県は、他の県を大きく引き離しトップの支出を誇ります。これは、地域特有の教育課題や投資の重要性を強く認識している結果と言えるでしょう。
2位: 秋田県 (公立高等学校費: 1,421.6千円)
秋田県は、少子化が進む中でも高い教育投資を維持しています。教育の質を保つための努力が見受けられます。
3位: 島根県 (公立高等学校費: 1,414.1千円)
島根県は、地理的なハンディキャップを補うため、教育に対して重点的な投資を行っています。
地域差の考察
上位には地方の県が多く見られますが、都市部では相対的に低い投資が見受けられます。これには、地域特有の課題や人口密度などが影響している可能性があります。
まとめと将来の見通し
このランキングは、教育費における地域ごとの格差を浮き彫りにしています。地方部の教育環境改善に向けた支出が目立つ一方で、都市部での効率的な資源配分のあり方も今後の課題となるでしょう。
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