2015年度（平成27年度）都道府県別災害復旧費（人口一人当たり）ランキング
災害復旧費は、自然災害に対する対応能力や復興支援の迅速さを示す重要な指標です。特に災害の多い地域では、災害復旧費が高くなる傾向があります。本記事では、2015年度の都道府県別災害復旧費をランキング形式で紹介し、各地域の災害対応状況を分析します。
もくじ
ランキング基準の説明
本ランキングは、各都道府県の人口1人当たりの災害復旧費を基に順位を付けています。全国平均は6.0千円であり、災害の影響を大きく受けた地域が上位に位置しています。
2015年度（平成27年度）都道府県別災害復旧費ランキング
| ランキング | 都道府県名 | 指標値(千円) |
|---|---|---|
| – | 全国 | 6.0 |
| 1 | 岩手県 | 116.4 |
| 2 | 宮城県 | 79.3 |
| 3 | 福島県 | 77.6 |
| 4 | 高知県 | 24.0 |
| 5 | 島根県 | 14.7 |
| 6 | 和歌山県 | 10.5 |
| 7 | 徳島県 | 8.5 |
| 8 | 栃木県 | 7.1 |
| 9 | 鹿児島県 | 7.1 |
| 10 | 山口県 | 6.5 |
| 11 | 三重県 | 5.7 |
| 12 | 山形県 | 5.5 |
| 13 | 熊本県 | 5.3 |
| 14 | 岐阜県 | 5.2 |
| 15 | 長野県 | 4.6 |
| 16 | 奈良県 | 4.6 |
| 17 | 秋田県 | 4.5 |
| 18 | 茨城県 | 4.2 |
| 19 | 京都府 | 4.1 |
| 20 | 宮崎県 | 4.1 |
| 21 | 兵庫県 | 4.0 |
| 22 | 新潟県 | 2.8 |
| 23 | 福井県 | 2.8 |
| 24 | 長崎県 | 2.8 |
| 25 | 広島県 | 2.7 |
| 26 | 石川県 | 2.4 |
| 27 | 大分県 | 2.4 |
| 28 | 青森県 | 2.3 |
| 29 | 愛媛県 | 2.3 |
| 30 | 沖縄県 | 2.1 |
| 31 | 静岡県 | 2.0 |
| 32 | 北海道 | 1.9 |
| 33 | 香川県 | 1.8 |
| 34 | 滋賀県 | 1.7 |
| 35 | 千葉県 | 1.6 |
| 36 | 富山県 | 1.6 |
| 37 | 山梨県 | 1.5 |
| 38 | 鳥取県 | 1.5 |
| 39 | 福岡県 | 1.3 |
| 40 | 佐賀県 | 1.3 |
| 41 | 岡山県 | 0.9 |
| 42 | 群馬県 | 0.6 |
| 43 | 東京都 | 0.5 |
| 44 | 埼玉県 | 0.4 |
| 45 | 神奈川県 | 0.1 |
| 46 | 愛知県 | 0.1 |
| 47 | 大阪府 | 0.1 |
あわせて確認！その他関連ランキング
次のリンクから確認できます。
| 都道府県別 2015年度(H27年度) | 財政力指数｜実質収支比率｜地方債現在高の割合｜別経常収支比率｜自主財源の割合｜一般財源の割合｜投資的経費の割合｜地方税割合｜地方交付税割合｜国庫支出金割合｜住民税（人口1人当たり）｜固定資産税（人口1人当たり）｜課税対象所得（納税義務者1人当たり） |
| 上記同様 （対歳出決算総額） | 民生費割合｜社会福祉費割合｜老人福祉費割合｜児童福祉費割合｜生活保護費割合｜衛生費割合｜労働費割合｜農林水産業費割合｜商工費割合｜土木費割合｜警察費割合｜消防費割合｜教育費割合｜災害復旧費割合｜人件費割合｜扶助費割合｜普通建設事業費割合 |
| 上記同様 （人口1人当たり） | 歳出決算総額｜民生費｜社会福祉費｜老人福祉費*1｜児童福祉費*2｜生活保護費*3｜衛生費｜土木費｜警察費｜消防費｜教育費｜社会教育費｜災害復旧費｜公立小学校費*4｜公立中学校費*5｜公立高等学校費*5｜特別支援学校費*6｜幼稚園費*4 *1:65歳以上人口1人当たり、*2:17歳以上人口1人当たり、*3:被保護実人員1人当たり、*4:児童1人当たり、*5:生徒1人当たり、*6:児童・生徒1人当たり |
その他統計情報はコチラから‼︎
https://trend-navi0000.com/post-2099/上位都市の詳細な説明
1位: 岩手県 (災害復旧費: 116.4千円)
岩手県は、2011年の東日本大震災の影響を大きく受け、災害復旧費が最も高くなっています。多くの資源が復旧と再建に充てられています。
2位: 宮城県 (災害復旧費: 79.3千円)
宮城県も東日本大震災の影響が大きく、復旧活動に多大な費用が投じられています。
3位: 福島県 (災害復旧費: 77.6千円)
福島県は震災に加えて、原発事故の影響からの復旧も含まれており、高額な復旧費が計上されています。
地域差の考察
東日本大震災の被災地である岩手県、宮城県、福島県が上位を占めており、これらの地域が災害からの復興に向けた多大な努力を行っていることが分かります。一方、災害の少ない地域では災害復旧費が少ない傾向が見られます。
まとめと将来の見通し
災害復旧費のランキングを通じて、地域ごとの災害対応力の違いが明らかになりました。今後も災害に強い社会を目指し、復興支援や防災対策に対する投資が重要となります。
その他統計情報はコチラから‼︎