マネーゲームは怖い?すでに人生ゲーム楽しんでるやん!今更投資が怖いなんてなくない?

2022年7月18日トレンド・ナビ,仮想通貨


マネーゲーム。
投資を知らない人はこう表現し「お金では遊ばない」と宣言して忌避します。
正直意味が分かりませんが、マネーゲームとは楽して金を稼ぐ?から、不純だというのでしょうか。

本ページで伝えたいことは次のとおりです。

伝えたいこと(結論1)

人生ゲームは楽しむくせに、マネーゲームは楽しまないすべての人にひとこと申したい!

【結論1】みんなマネーゲームを怖がらずにはじめよう!はじめることが大事!

伝えたいこと(結論2)

普通預金や定期預金で貯金しているあなたは、リスク回避になっていないかも!

【結論2】定期預金や貯蓄型生命保険にだってリスクがあることを理解して!

本ページを書き進める上で「マネーゲーム=投資」と同義として取り扱わせていただきます!
投資と投棄は違うだろう!とつっこみを受けそうですが、私がこの記事を通してお伝えしたいことは、そもそもそのような話しではなく、投資であろうが投棄であろうが手を出さない日本人が多すぎることに対する警鐘を鳴らしたいからです。

その点だけお断りさせていただいた上で、ぜひ先へ読み進みください!


そもそも、マネーゲームとはなんなんだ?


確かに、敵を知らなければ、友達になれるかどうかも分からないですよね。
それでは押さえていきましょう。
そもそもマネーゲームとはなんなのか。

ここはまずウィキペディアの力を借りてみます。

一般的には株取引(信用取引を含む)や先物取引、外国為替証拠金取引などにおいて、ギャンブル(賭博)性が高い中で高利益を得ることを目的として、投機的に資金を投じること。

Wikipediaより一部転載


つまりマネーゲームとは次の言葉から構成されているということですね。

  • ギャンブル性
  • 高利益
  • 資金を投じる

なんだか、もう嫌われる原因が分かってきました。
上の3点について、少し深掘りしていきますよ。


マネーゲームがイヤな理由(1)|ギャンブル性

まずギャンブル性。
悪そうですね。

ギャンブルという響きはかっこいいですが、日本人には馴染まないかもしれません。
ギャンブルは身を滅ぼしたり、違法性や常習性をイメージして、とても悪そうです。


マネーゲームがイヤな理由(2)|高利益

次に高利益。

高利益は悪くありませんが、日本人の美徳や美学から、儲けすぎることに強いアレルギーを起こす傾向にあります。

利益を上げるためには、その利益に見合った肉体的疲労や時間的拘束を経ないと許されないといった脅迫観念があるのではないでしょうか。


マネーゲームがイヤな理由(3)|資金を投じる

最後に資金を投じる。

日本人は嗜好品や教育などありとあらゆるものに対してお金を使っているのに、投資に対してとても慎重です。
お金を投げる。お金をドブに捨てるとでも連想するのでしょうか。
でもおかしなことに、「銀行に預金する」=「資金を投じる」との意識を持ちません。
このことは次で触れていきます。


「ギャンブル性」「高利益」「資金を投じる」この3つの総じて悪いものがマネーゲームであると考えられる

どのワードも悪いのだから、総じて真面目な日本人にはマネーゲームなんてできません。
手を出したら火傷してしまいます。

マネーゲームなんて、一部の借金まみれの人や、逆に大金持ちの道楽の遊びなどといってイメージされているものと思います。


しかし、現実にはあなたはとっくにマネーゲームに参戦している事実を知るべき


マネーゲームが嫌なのは分かりました。
これまでのお話から、我々日本人はマネーゲームを避けて生きてきたと言えます。
事実、株式や不動産投資、今だと仮想通貨の購入などまさに忌避される存在です。

様々な人がいますが、マネーゲームを嫌っている人が多数で、マネーゲームに参加している人は少数なのは疑いようがありません。

しかし、話はそれだけでは終わらないのです。


本当にあなたはマネーゲームに参加していないと言い切れる?

あなたは、マネーゲームを「ギャンブル性」「高利益」「資金を投じる」こととして嫌っています。
つまり『リスク』をとりたくないということですよね。

しかし、リスクを取りたくないばかりに、次のようなことしていませんか。

  • 金利0.001%の銀行にお金を預けている。
  • 資産はすべて日本円。
  • 持ち家を購入するために多額のローン。
  • 車は残価設定で購入。

上の枠内に記載したものに当てはまる人、いませんか?

リスクを取りたくないと考えながら、リスクのある行動をしている場合があるのです。
つまり、知らず知らずのうちにマネーゲームに参戦しているかもしれないということです。

最初に触れた(リスクを覚悟して参加する)マネーゲーム(リスクとも思わない)マネーゲームでは、リスク管理上雲泥の差があることを理解すべきです。


実は、多くの人はマネーゲームへの参戦を強制・余儀なくされている!

日本はとても生活しやすくて、治安もよい経済大国ですよね。
(経済大国とは既に言われなくなっているかもですが・・)

しかしながら国民の多くは、戦後教育に誤りがあったためか、日本人特有の気質なのか定かではありませんが、資本主義では資本家と労働者の関係性が重視される中、多くの日本人は良くも悪くも労働者としてあり続けました。

一部の知識のある人は、お金がお金を生み出す仕組みを早くに見つけ、労働者でありながら資本家となって財をなすことに成功しています。

しかし多くの労働者に徹した人たちは、労働で得たお金を消費することで満足してしまったと言えます。

労働で得たお金は金融機関に預け
ある程度まとまった金額になると定期預金に切り替える。
生活が安定してくると貯蓄型の生命保険に加入します。

これらは、バブル崩壊までの日本においてマネーゲームと呼ぶほどのリスクも見当たらず、いうなれば正解だったのだと思います。

しかし今の日本において、金融機関や生命保険会社にお金を預ける行為はマネーゲームと同じであると理解しないといけないと思います。

時代は変わったのだということです。


あなたがマネーゲームに参戦しているという、理由は!


繰り返しになりますが、マネーゲームとはリスクのあるお金の運用を指します。
私たちが暮らす日本は、島国ですし地政学的にみても外国からの影響を受けにくい国ですよね。
普通に国内で生活していると、一見何も変わらないようにみえなくもないです。

しかし、世の中もう少し広い視野で見てください。

世の中の変化をまとめました
  • 世界の経済は成長し、日本の経済は成長していない
  • 日本円の価値が下がっている
  • 輸入に頼っている原材料費や燃料が高騰している

詳細はこの後見ていきますが、世界の様相が大きく変わる中で、私たちがリスクのない又は限りなく小さいと思っていたことが、リスクに変わってきたのだと言えます。

つまり銀行に普通預金や定期預金として預けることや、貯蓄型の保険に加入することは、お金が増えないばかりか減らすリスクが生じているという事実です。

私たちは嫌でもそこに着目して、自分で見直さなければならない時期にきているのです。


日本が置かれている状況をしっかりと見極めよう

いよいよ大詰めですよ。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。

先に触れました「世の中の変化」を再度見ていきます。

世の中の変化をまとめました
  • 世界の経済は成長し、日本の経済は成長していない
  • 日本円の価値が下がっている
  • 輸入に頼っている原材料費や燃料が高騰している

深掘りしていきます。


世界の経済は成長し、日本の経済は成長していない

経済の成長は、毎年のGDP(国内総生産)の推移で測ることができます。

出典:日本生命保険相互会社Webより転機(https://www.nissay.co.jp/enjoy/keizai/135.html)

上の表はGDPと各国の物価の違いを加味して作成されたもので、とても分かりやすく比較されています。

日本の経済は、世界の経済成長に比べると、横ばいですね。
世界のどこと比べるのが正しいかは難しいですが、アメリカや中国、インドと比べると日本の成長は良いとは言えません。

また、上の図は名目GDP世界6位の国だけで比較したものとなりますが、一人当たりのGDPで同様に比較すると日本は世界で第30位です(下の図)。

出典:日本生命保険相互会社Webより転機(https://www.nissay.co.jp/enjoy/keizai/135.html)

統計からこのような結果が今の日本の状況といえます。


日本円の価値が下がっている

次に日本円の価値について見ていきます。
日本に暮らしているだけでは、あまり考える機会さえないかもしれません。

ですが、他国との通貨を比べた際に日本円の価値がだんだんと下がってきている事実があります。
いわゆる円安です。

出典:日本生命保険相互会社Webより転機(https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=71027?site=nli)

日本の実質実効レートと言われる指数をみていくと、円の実力が1970年代の水準にまで後退してしまっています。

円安は悪いことばかりではないとの話しも聞こえてきそうですが、確かに円安になると輸入には悪影響が生じますが、輸出を行う企業にとっては好条件となりますよね。
しかし、現実を見てみると、1980年代からの1990年代後半にかけて円高が長く続いたため、国内大手企業の多くの工場は海外にその拠点を移しました。なんなら技術者と技術も一緒に国外に持ち出したのです。

このため、今円安になると、利益を享受する企業が少ない状況に陥ります。
今の日本にとって過度な円安はデメリットの方が多いと言わざるを得ないです。


輸入に頼っている原材料や燃料が高騰している

今、新型コロナウィルスやロシア、ウクライナの戦争の影響を受けて、原材料や燃料が高騰しています。
加えて円安・・。
もう目も当てられません。

この状況は、日本において生活しているすべての国民にボディブローのようにじわじわと影響が出てきています。

食品や生活用品、燃料の高騰です。
先ほど触れた2つ(経済成長、円安)とも密接に絡んで、二重苦、三重苦の状況なのです。


適切にマネーゲームに参戦することが、自分自身を守る手段となる!


リスク回避を考えるのであれば、まず提案したいことがあります。

それは、日本にだけ投資することを避けることです。
これはとても重要な観点だと思いますので、ぜひ覚えておいてほしいです。

おさらいも兼ねてたとえ話しをさせてもらいます!


ここまで読んでいただいていますので、イメージいただけると思いますが、たとえば100万円の預金をして、利息を加えて101万円の価値があったとしても、それは日本における価値であり、世界中での価値とした場合、円の価値が10%安くなると、世界を相手にみてみるとその価値は90万円程度まで下がってしまうのです。

さらに、原材料や燃料の高騰により本来100万円で生活できていたものが、生活するために10%さらに多くの経費がかかるとしたら、101万円の価値があると思っていたお金が、90万円分ほどの実質の価値しかないことになります。

ではどうすれば良いのか!

結論につながりますが、リスクをとってマネーゲームに参戦するのです。

なにも煽っているのではありません。
難しいことは抜きにしたとしても、あなたは、あなただけでなく、世の皆は人生ゲームを楽しんでいるのです。

生きていく限り、生きていくために稼ぎ、学び、遊ぶ。
そんな営みを繰り返すことを、人生ゲームと言えるのだと思います。

そんな、人生ゲームをどっぷりと楽しんでいる人がマネーゲームだけ、忌み嫌うとはどうしてでしょうか?

何かあれば楽しく飲み会をして、パーティーをして。
テレビゲームを買ったり、携帯買ったり、家族のためにお金をつかったり、いろいろありますよね。
少しでもお金について学んで、マネーゲームに参戦してほしいなと思います。

とても簡単なことだと思うのです。

最後に、マネーゲームといっても何をしたら良いの?って話しになりますよね。
せっかくですので、以下のページも見ていってくださいね。


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