メタバースはあなたに何をもたらすのか|新しい社会を創る
2022年7月5日メタバース、インターネット

メタバースが社会を創る?
何をバカな話だと思うかも知れません。
しかし、近い将来、遠くない将来、これは現実となるのではないでしょうか。
インターネットの世界は今なお進化を続けています。
今、現実社会と仮想空間が溶け合うように融合しはじめているように感じます。
何かが始まろうとしているのではないか。そのように思えて仕方ありません。
新たなビッグワード「メタバース」とは
2021年10月、Facebookの社名が「メタ」となりました。
FacebookのCEOのザッカーバーグ氏は、これまで世界のSNSを牽引してきましたが、彼は、
我々が何者であるか、何を構築したいかを反映するために、当社がMetaになったことを発表できることを誇りに思います。我々の使命に変わりません。人々を結びつけることです。
ザッカーバーグ氏
そして、
これからは、Facebookファーストではなく、メタバースファーストでいきます。
ザッカーバーグ氏
と語っています。
メタバースとは、コンピュータやネットワークのなかに構築された現実世界とは異なる仮想空間やそのサービスのことであり、「超(meta)」と「宇宙(universe)」を組み合わせた造語です。
メタバースは、仮想空間内に自分自身の分身として、アバターを置いて、その中で生活をしたり、冒険をしたりといった無限の世界が待っているのです。
仮想空間に入るために技術としてはVRが用いられます。
VRは「Virtual Reality」の略であり、「人工現実感」や「仮想現実」と訳されます。
ゴーグルをかぶり、ヘッドフォンを耳にあて、手にはリモコンを持つ。
仮想空間に入るとあたかも自身がその中に飛び込んだような感覚に陥るのが特徴です。
Metaの公式Youtubeサイトをご覧ください。
メタバースの世界観を体験することができる。
このバーチャルの世界では、想像を絶する体験ができます。
ゲームだけではありません。
ショッピングやビジネス、コミュニティ生活といったありとあらゆる事象を体験できるのです。
現実社会との境目がなくなっていく感覚。
これからは、バーチャル世界を旅行したり、コンサートやスポーツ観戦など仮想世界ならではの飛び抜けた体験ができるようになります。
バーチャルの世界なので、アイデアや工夫次第では、想像を超えたプロジェクトが起動するはずなのです。
これはもはや体験ではないのかもしれません。
模擬的に、擬似的に体験するものではなくて、現実に起こっている事実として経験する。
メタバースとはそういう類のシステムと言えるのではないでしょうか。
メタバースの世界に入る必要アイテム「OCULUS QUEST2」
将来的には機器を装着してのメタバース世界への活動はなくなっていくと考えられていますが、今は次のような装置を頭にかぶり、視覚、聴覚をメタバースに接続する必要があります。
そして、手にはコントローラーを持つ。
これは、ワクワクしかないですね!
QUEST2は、oculus(オキュラス社)製でMETA社(旧FACEBOOK)の関連会社です。
完全ワイヤレスのオールインワンVRヘッドセットとして、販売価格37,180円(128GB)、49,280円(256GB)の2種類あり、パソコンとのセッティングすら必要なく使用することができます。
スマホなどに接続して、VRの世界に没入可能。
スマホでYOUTUBEや映画を観ている人は、横になってVRから世界に入り込む。
友人同士などでVRで集まり、語り合ったり、一緒にゲームしたりと考えうる全てのことが仮想空間で行えてしまうのです。
参入企業を知る
将来性のあるメタバース。
続々と大手企業が参入のため手を挙げています。
Meta(旧フェイスブック)
先に触れたマーク・ザッカーバーグが創設者である、Metaは2022年のメタバース関係への設備投資額は290億ドルから340億ドルを予定されています。
カリスマが創る世界はどのようなものか。
楽しみで仕方ありませんね。
グリー
「なりたい自分で、生きていく。」とのビジョンにより、個人ユーザー向けにバーチャルライブ配信アプリ「REALITY」を運営。
法人向けに3DCGやXRテクノロジーを活用したメタバース構築プラットフォーム「REALITY XR cloud」を展開。
これはもう、楽しみしかない。
Posted by trenavi
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