【サクッと解説】ADL(アキュムレーション/ディストリビューションライン)とは?|テクニカル分析|インジケーター|bitbank

今回はADL(アキュムレーション/ディストリビューションライン)というインジケーターを説明していきます。
仮想通貨を取引する際に「テクニカル分析」をすることって、多いですよね。
それぞれの分析値(指標)がどのようなものか知っておくことは重要で売買の判断の根拠にもなります。
簡単に分かるようにサクッと説明していくので、ぜひ最後まで見ていってくださいね。

bitbankのインジケーター
ADL(アキュムレーション/ディストリビューションライン)
を分かりやすく説明していくよ!
本記事に用いている画像などはすべてbitbank(ビットバンク)の仮想通貨取引所から抜粋しています。
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解説:ADL(アキュムレーション/ディストリービューションライン)
それでは早速見ていきます。
ADLは何を表す指標なのか?
ADLは、簡単にいうと過去から連続して取引が行われて価格が上がっているのか、またはその逆なのかを計算する指標です。
チャートに表示される期間、「連続」して「出来高」と「実際の価格」から計算してグラフを作っていくので、現在のトレンドが維持されるのか、それとも反転の兆しがあるのか判断するために利用されます。
ADLの計算方法は?
A/D=((終値-安値)-(高値-終値))*数量/(高値-安値)+A/D[1つ前の]
※A/Dは現在足のAccumulation/Distributionの値
※この数値の連続をグラフにしたものがADL
計算が小難しいですが、簡単にいうと終値が高値に近ければ近いほど値に対して大きく加算、終値が安値に近ければ近いほどに値に対して大きく減算されます。
例えば、終値が100、高値が120、安値が80だった場合、計算すると値が0となるため結果的に一つ前のA/Dの値になることとなります。
図解入りでADLを見ていきます!
最近のbitcoinのチャートから見ていきます。
次のチャートは、2022年6月4日のビットコインの15分チャートです。
これに写真下にADL(Accum/dist)のインジケーターを表示させています。

上図を見ると、A 点でADLの値が大きく伸びていますね。
少し薄いですが、同時点のチャートの真ん中あたりの棒グラフ(薄い部分)の緑の棒が大きく伸びています。
これは取引量を指すグラフです。
その後、トレンドは売買を伴ってADLの値とともに上がっていることがわかります。
そして、次のB 点でADLの値が大きく上がった後、下がり始めているのがわかります。
上がった時には沢山の数量の取引が行われましたが、買いだけでなく売りも相当数あり、価格は大きく変わりませんでした。
その後売り圧が高まり、価格が下がるにつれてADLの値も下がっているのがわかります。
このように、売買の取引量とチャートの動きからADLの指標は導き出されているのが分かります。
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