ひとりビジネスの教科書Premium|佐藤伝著【本のレビュー】

おすすめの本

何かチャンスはないか、新しいアイデアはないか、いつも探しているノブ(X@torenavi_nobu)です。

2020年8月に発売された本ですが、今読んでとてもわかりやすく、ためになりましたので、ぜひ紹介したい!

ひとりビジネスが最強な理由と、その手法をとても丁寧に分かりやすく説明してくれています。文章も読みやすく概要図とともに説明が進むため、理解も早いです。

ノブ

これから副業や起業したいと考える人には絶対オススメできる本!

ご紹介の本が気になる方はこちらから♪
こんな人に読んでほしい!
  • サラリーマンを早期リタイヤしたい人
  • 副業、兼業生活を送りたい人
  • ひとりビジネスやスモールビジネスを立ち上げたい人、ヒントを得たい人

「ひとりビジネスの教科書Premium」とはどのような本か?

ひとりビジネスの教科書 Premium-自宅起業でお金と自由を手に入れて成功する方法-」という書籍は2020年8月に株式会社学研プラスから発行されたビジネス書です。

「ひとりビジネス習慣の専門家」佐藤伝氏のビジネス本。副業時代とか、兼業時代などといわれる昨今。サクッとひとりで起業することのメリットなどを分かりやすく解説

本の概要から紹介していきます。

「ひとりビジネスの教科書Premium」の概要

書籍の概要は以下のとおりです。

項目内容
書籍タイトルひとりビジネスの教科書Premium-自宅起業でお金と自由を手に入れて成功する方法-
著者佐藤 伝
発行所株式会社 学研プラス
初版2020年8月
ページ数292ページ
書籍情報

「ひとりビジネスの教科書Premium」の目次

  • 序章
    「ひとりビジネス」でがっちり儲ける
  • 第1章
    【テーマ編】成功の秘訣は「コンセプト」にあり!
  • 第2章
    【コンテンツ編】オリジナルにこだわりすぎない!
  • 第3章
    【インターネット編】「自分メディア」で情報発信せよ!
  • 第4章
    【集客・販売編】ネットとリアルの二刀流で売る!
  • 第5章
    【広告・運用編】儲かり続ける「お金」の仕組み
  • 第6章
    【コミュニティ編】小さなチームで、人生の支えをつくる!
  • 第7章
    【未来編】常に「Why」を問い続ける

序章は、日本の現状や在宅勤務の進展などの考察と、副収入得ることの重要性について言及。
そして、ひとりビジネスでどれほど稼げるのか。モチベーションの保ち方について触れらています。

第1章は、第1章からビジネスの始め方、考え方について詳述されます。テーマ設定から、テーマのブラッシュアップの方法まで解説。

第2章は、はじめてすぐ辞めてしまう方が多い中、継続するためのポイント解説。具体的なネットビジネスやリアルビジネスを交えた解説も。

第3章は、スタートさせたビジネスを上向かせるための手法解説。ホームページのネットショップ化、アクセス解析による評価分析。メルマガ設定やアフィリエイトの解説、SNSの運用方法について。

第4章は、新規顧客を掴むための手法。急成長させるために必要な口コミ戦略やターゲット設定、イベント集客手法や、割引サービスの設定方法など。

第5章は、軌道に乗ってからすべき広告の設定と、自動化の仕組みについて解説。加えて、ひとりビジネスに必須の帳簿や口座の作成、法人化の考え方など。

第6章は、成功に向けてもう一伸びするために必要なことの解説。ファン獲得方法など。

第7章は、未来のポジショニングについて。ミッションとビジョンの設定のほか、アウトプットの重要性について。

ひとりビジネスの必要性から取り組み方、マインドの持ち方から実務的なアドバイスまで。一冊読み終えるとしっかりと筋道だってひとりビジネスがはじめられる具体的なイメージが湧くように、流れるような解説が続きます。

著者情報

本書著者、佐藤伝氏は脳外科医で医学博士の父と仏教学者の祖父の影響のもと、科学的行動習慣に関して研究重ねて、東京で30年にわたり実践指導。親しみやすい人柄で「伝ちゃん先生」と幅広い年齢層に慕われている。

本書のほか、佐藤伝氏のおすすめ作品を次のとおりご紹介します。

タイトル表紙画像発行日出版社ページ数
なぜかうまくいく人の「秘密の習慣」|佐藤伝2021年11月ディスカヴァー・トゥエンティワン-
運を引き寄せる生き方 読むだけで幸せになれる|佐藤伝 2023年11月プレジデント社192ページ
お金の習慣 たった1分でできて、一生が変わる!|佐藤伝 2015年7月学研パブリッシング157ページ
佐藤伝氏のおすすめ作品の紹介

効率読本|一人ビジネスの教科書Premium1|佐藤伝著

それでは本書の要約をしていきたいと思います。
気になった部分の抜粋や感じたことなどを書いていますので、気になる方は本書を読んでみてくださいね。

効率読本(1)|そもそもひとりビジネスって何?

私を含め、現在の仕事の収入だけでは不安だという人は多いですよね。
転職といっても現実的ではないし、副業や兼業がすすんでいるとはいっても一部の企業だけ。

何からはじめると良いのか。どのようなビジネスが存在するのか。
そのあたり、なんとなく分かっていても具体的に考えられないっていう人は多いと思います。

そういったことから本書はスタート。

ここが気になる!
  • ひとりビジネスのやり方は?
  • ひとりビジネスは儲かるの?
  • 今から始めて私にでもひとりビジネスできる?

副業や兼業をしたことない人は、不安やわからないことばかり。

自身の強みやできることを見つめ直すために、まず自分がどのタイプに属するのか。

  • 得意なことを活かす
  • キャリア(経験)や専門知識を活かす
  • 何をすれば良いのかわからない、やりたいことがない

人それぞれ。
ひとりビジネスは千差万別でやり方は自分次第。
自分の仲間(コミュニティ)とのつながりからビジネスを立ち上げることも可能。

効率読本(2)|ひとりビジネスで本当に儲けられる?

日本でもひとりビジネスが少しずつ浸透してきていて、今からは「ひとりビジネスの時代に突入します。
フリーランスの人は、アメリカの労働人口の約38%のところ、日本では約5%。
これまでは日本人には向かないということだったかもしれないけれど、これからは伸び代。

コロナ禍中にリモートワークや在宅勤務が当たり前になり、働き方環境は激変。

給料+副収入で今よりもっと自由になる。
副収入を得られるとやりたい仕事ができることと、人間関係に悩まされることがなくなるメリットがある。心に余裕が生まれる。

一人ビジネスは「貯金ゼロ」でもはじめられ、大きく育てることも可能。

限りなくリスクゼロのため、お金、人脈、知識は走りながら増やせる。
逆に「⚪︎⚪︎したら、やろう」と考える人は失敗しがち。

効率読本(3)|成功の秘訣は「コンセプト」にあり

ひとりビジネスには5つのフェーズがある。
スタートを切っていないフェーズ1「迷いの状態」(約7割)
ビジネスの方向性を決めるフェーズ2「テーマを決める」
商品を作るフェーズ3「コンテンツ作り」
自分のメディアを作るフェーズ4「集客・販売する」
自動化・仕組み化するフェーズ5「自動化する」

気を付ける点とは
フェーズ2、テーマと手段を取り違えてはダメ。
フェーズ3、あいまいな状態でスタートしてもOK、途中で軌道修正すればよい。
ビビッと感じたら、サクッと行動する「ビビサク」が大事。つまり迷ったらやめる。
そして、さわやかなズーズーしさ「さわズー」が大事。どんどんお願いする。

効率読本(4)|オリジナルにこだわりすぎない

オリジナルコンテンツなんて相当難易度高し。
大事なのは「お客様の満足」であって、「自分しか提供できないコンテンツ」ではない。
人の役に立てる商品であるかが重要なのだから、他人の商品を仕入れて売ってもOK。

商品のラインナップについて
ポイント1(制作者):
他人の商品、自分の商品、コラボ商品
ポイント2(形態):
モノ、サービス
ポイント3(販売場所):
インターネットで売る、リアルで売る
ポイント4(販売方法):
自分で売る、他人に頼む

アナログ商品:
宅配便で届けることができるモノ
デジタル商品:
情報商材。インターネット上でやり取りできるデータ

代表的なサービスモデル:
ホビー(特技を売る)、相談(コンサルティング)、イベント(イベント主催)、紹介(人やモノ、サービスの紹介)

アナログ商品やデジタル商品、サービスを組み合わせ、バランスよく配置。複数の商品を用意するのが理想的。

値付けのコツは「松竹梅」
高額商品を設定してお金に対する自信の心のブロックを外す。

「無料の商品」に集まるのはクレクレ星人だけなので注意が必要。

効率読本(5)|自分メディアで情報発信する

基本的に3点セット。ホームページ+ブログ+メルマガ。

ひとりビジネス成功のカギはメディアをいかに上手に使うか。

アクセス解析ツールを使って弱み、強みを把握する。

メルマガ、アフィリエイトは使う。

効率読本(6)|ネットとリアルの二刀流で売る

一番最初のお客様は「紹介」から。友達などでOK。

新規開拓のコツはキーパーソンに紹介してもらう。
ベストな人:
自分の本を出版している人。メルマガを発行している人。信頼関係を築ける人。

異業種+同業種のコラボで急成長の波に乗る。

ひとりビジネスにはクチコミ戦略が重要。

万人受け狙うのではなく一部の人にターゲット設定すること。あえてターゲットは絞る。

割引サービスはアイデア次第で購買意欲倍増。
「今だけ」感をどれだけだせるかが重要。

説得よりも納得感を。
意識すべき販売方法として、「クロスセル(同時購入を提案)」、「アップセル(より高額な商品を提案)」、「ダウンセル(より安価な商品を提案)」

効率読本(7)|儲かり続ける「お金」の仕組み

ひとりビジネスは基本クチコミでお客さんを獲得。
しかし、波に乗り始めた時には「広告」の活用を。
→売上爆増→フェイスブック広告が最強

顧客の掘り起こしには、「ライン広告」を検討。

ステップメールから決済専用ランディングページに誘導し自動化。

法人化もオフィスも不要。あせらず、見栄を張らずに売上がしっかりと出てから考える。

効率読本(8)|小さなチームで人生の支えを作る

ひとりビジネスはコミュニティを作るビジネスと置き換えられる。

チームメンバーの条件
1.必要条件…お互いに応援し合える仲間
2.十分条件…気軽に連絡して相談できる仲間

コミュニティの目標は2万人。身近な人からファンにしていく。

キーワードとしては「小さなチーム、大きなコミュニティ」

効率読本(8)|常に「Why」を問い続ける

目指すべきポジショニングを決定する。

未完成でもかまわないのでアウトプットすること。

最後にひとこと

ここまで読んでいただきありがとうございました。
キーワード的なものを抜粋していますので、ここで興味を持たれた方はぜひ実際に本を手にとって読んでみてください。

本ページを読んでくださった方の参考となれば幸いです。
ありがとうございました。

ご紹介の本が気になる方はこちらから♪

おすすめの本

Posted by trenavi