2016年度(平成28年度)高等学校生徒数(高等学校教員1人当たり)都道府県ランキング

高等学校における教員1人当たりの生徒数は、指導の質や教員の負担に大きく影響を与えます。少人数制のクラスでは、教員が生徒1人ひとりに対して手厚く対応できるため、教育の質が向上する可能性があります。
もくじ
ランキング基準の説明
2016年度のデータをもとに、都道府県ごとの高等学校教員1人当たりの生徒数を比較し、地域ごとの教育環境の違いを分析します。
2016年度(平成28年度)都道府県別高等学校教員1当たりランキング:
ランキング | 都道府県名 | 指標値(人) |
---|---|---|
ー | 全国 | 14.11 |
1 | 東京都 | 16.53 |
2 | 神奈川県 | 16.29 |
3 | 愛知県 | 16.15 |
4 | 埼玉県 | 15.82 |
5 | 千葉県 | 15.77 |
6 | 大阪府 | 15.58 |
7 | 福岡県 | 15.40 |
8 | 栃木県 | 14.55 |
9 | 静岡県 | 14.54 |
10 | 奈良県 | 14.05 |
11 | 兵庫県 | 14.03 |
12 | 岐阜県 | 13.87 |
13 | 滋賀県 | 13.84 |
14 | 群馬県 | 13.82 |
15 | 茨城県 | 13.76 |
16 | 京都府 | 13.69 |
17 | 広島県 | 13.62 |
18 | 福井県 | 13.58 |
19 | 岡山県 | 13.51 |
20 | 三重県 | 13.49 |
21 | 宮城県 | 13.46 |
22 | 新潟県 | 13.43 |
23 | 山梨県 | 13.19 |
24 | 石川県 | 13.16 |
25 | 沖縄県 | 13.06 |
26 | 長野県 | 13.02 |
27 | 熊本県 | 12.71 |
28 | 和歌山県 | 12.62 |
29 | 福島県 | 12.48 |
30 | 愛媛県 | 12.47 |
31 | 香川県 | 12.39 |
32 | 富山県 | 12.38 |
33 | 長崎県 | 12.21 |
34 | 北海道 | 12.17 |
35 | 宮崎県 | 12.16 |
36 | 山形県 | 12.06 |
37 | 青森県 | 11.90 |
38 | 佐賀県 | 11.85 |
39 | 大分県 | 11.80 |
40 | 徳島県 | 11.79 |
41 | 山口県 | 11.67 |
42 | 秋田県 | 11.61 |
43 | 鳥取県 | 11.58 |
44 | 岩手県 | 11.45 |
45 | 鹿児島県 | 11.00 |
46 | 島根県 | 10.76 |
47 | 高知県 | 9.65 |
あわせて確認!その他関連ランキング
次のリンクから確認できます。
都道府県別 2016年度(H28年度) | <対人口> 小学校数|中学校数|高等学校数|幼稚園数|保育所等数 <対可住地面積> 小学校数|中学校数|高等学校数| <対教員> 小学校女子教員割合|中学校女子教員割合 小学校児童数|中学校生徒数|高等学校生徒数|幼稚園在園者数|保育所等在所児数 <対生徒数> 公立高等学校生徒比率|公立幼稚園在園者比率|公営保育所等在所比率 <1学級当たり> 小学校児童数|中学校生徒数| |
同上 2015年度(H27年度) | 幼稚園教育普及度|保育所等教育普及度 不登校による小学校長期欠席児童比率|不登校による中学校長期欠席生徒比率 中学校卒業者の進学率|高等学校卒業者の進学率 |
同上 2016年度(H28年度) | 大学数(対人口)|出身高校所在地県の大学への入学者割合|大学収容力指数 <対人口> 短期大学数|専修学校数|各種学校数 |
同上 2010年度(H22年度) | 最終学歴が小学・中学卒の者の割合|最終学歴が高校・旧中卒の者の割合|最終学歴が短大・高専卒の者の割合|最終学歴が大学・大学院卒の者の割合 |
同上 2014年度(H26年度) | 小学校教育費|中学校教育費|高等学校教育費|幼稚園教育費 |
その他統計情報はコチラから‼︎
ランキングの概要
全国平均は14.11人で、最も高いのは東京都の16.53人でした。都市部では生徒数が多く、地方では比較的少ない傾向が見られます。
上位都道府県の詳細
- 東京都(16.53人)
東京都は、教員1人当たりの生徒数が最も多く、クラス規模が大きい傾向にあります。都市部では生徒数の集中が進んでいることが影響していると考えられます。 - 神奈川県(16.29人)
神奈川県でも教員1人当たりの生徒数が多く、教育現場での負担が比較的大きいと考えられます。 - 愛知県(16.15人)
愛知県もまた、教員1人当たりの生徒数が多く、都市部における教育の特徴が表れています。
カテゴリ別のランキング
都市部上位
- 東京都、神奈川県、愛知県などの都市部では、教員1人当たりの生徒数が多く、クラスの規模が大きいことが分かります。人口密度の高い地域でこの傾向が強く表れています。
地方下位
- **高知県(9.65人)、島根県(10.76人)、鹿児島県(11.00人)**といった地方では、教員1人当たりの生徒数が少なく、少人数制の教育が行われていることがわかります。
まとめ
2016年度のデータをもとにした高等学校生徒数ランキングでは、都市部と地方での教育環境の違いが明確に示されています。都市部では生徒数が多く、クラス規模が大きくなる傾向が見られる一方、地方では少人数制の教育が行われています。都市部ではさらなる教員の増員やクラス規模の調整が必要になることが示唆されます。
その他統計情報はコチラから‼︎